義母が嫌いすぎてつらい!嫁姑問題を理由に離婚することは可能?

悩む女性 義理実家・ギボ

「義母が嫌いすぎて、旦那と離婚してでも縁を切りたい!」 このように考えたことはありませんか?

義母のせいで自分たち夫婦の関係まで悪くなるのは納得いきませんが・・

イライラすることがあるたびに、味方になってくれない旦那とはもう離婚した方がいいのかも?と思うことも。

そこで今回は、嫁姑問題を理由に離婚することは可能なのかや、義母との関係性を改善する方法をまとめました。

この記事が、義母が嫌いすぎて離婚したいと思っている方の解決のヒントになれば嬉しいです。

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義母が嫌いすぎて離婚したい

義母が嫌いで離婚をしたいと思っている妻は、結構多いようです。

大きく分けて、以下の3つのパターンがありますね。

  • 旦那は好きだけど義母が嫌い
  • 義母が嫌いすぎて旦那も嫌いに
  • 旦那が無関心または義母の味方

それぞれ見ていきましょう。

旦那は好きだけど義母が嫌い

旦那のことは好きなのに、その思い以上に義母が嫌いすぎて離婚したいというパターンです。

義母に夫婦関係を壊されたようで、つらいですよね。

こういう場合は、義母との関係を見直すしかないようです。

せっかくの旦那さんへの思いを、義母に邪魔されるなんて嫌ですよね。

義母が嫌いすぎて旦那も嫌いに

義母が嫌いになるにつれて、旦那も嫌いになってしまうというパターンもあります。

1度抱いた嫌いという感情を、くつがえすことは難しいですよね。

義母のせいで私たち夫婦の関係が悪化したと思うと、許せません。

旦那が無関心または義母の味方

何らかの嫁姑問題を抱えて旦那に訴えているにも関わらず、無関心な人はいますよね。

「気のせいじゃない?」などと言われようものなら、離婚が頭をよぎります。

もしくは義母の味方をするようであれば、こちらの立場がなくなってしまいますよね。

唯一の味方である旦那が味方になってくれないのは、本当に悲しいですよね。

嫁姑問題を理由に離婚は可能?

嫁姑問題を理由に離婚するのは、「可能だが難しい」というのが結論になります。

日本では、離婚した夫婦の約90%は協議離婚で離婚しています。

協議離婚とは、夫婦が離婚について「合意」することで成立する離婚です。

協議離婚なら「夫婦の合意」さえあれば、どのような理由であっても離婚できるということです。

つまり、両者が合意すれば嫁姑問題を理由に離婚することができる訳です。

この時に、例えば夫が離婚に反対するなどして話し合いがまとまらないということも大いに考えられますよね。

その場合は家庭裁判所に申し立て、「調停離婚」をすることになります。

この「調停離婚」とは調停委員を介して話し合いを行う方法です。

「調停」で両者が離婚に合意し、家庭裁判所で調書が作成されれば離婚が成立します。

もし調停でも離婚が成立しなかった場合は、夫婦の一方から裁判によって離婚請求することができます。

家庭裁判所で離婚判決の言い渡しがあって、その判決が確定すると離婚が成立します。

ただし、裁判で離婚を認めてもらうには、民法第770条に定める以下の法定離婚事由が必要です。

夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。 一 配偶者に不貞な行為があったとき。 二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。 三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。 四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。 五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

引用:民法第770条 – Wikibooks

上記を見ればわかる通り、法定離婚事由に姑に関する記述はありません。

そのため、夫側の離婚への合意が得られない場合、嫁姑問題で離婚するのはかなり難しくなります。

では、「義母が嫌いという理由で離婚したい」と本気で考えたらどうすれば良いかというと、まずは弁護士に相談するのが得策と言えるでしょう。

姑をはじめ夫の家族・親族との関係に悩み、離婚を考える人は多いです。

弁護士なら不利にならないようにどう行動すれば良いか、法的な立場でアドバイスしてもらえます。

義母との関係性を改善する方法

嫁姑問題を理由に離婚できる可能性はあるとはいえ、離婚するにはリスクがありますよね。

金銭的な問題や、子どもがいる場合は親権の問題など。

離婚のリスクを考えて、義母と上手くやっていくという道を選ぶかたも多いと思います。
そのための、義母との関係性を改善する方法を3つご紹介します。

  • 良い嫁をやめる
  • 夫と話し合う
  • 距離を取る

それぞれ見ていきましょう。

良い嫁をやめる

義母のすべての要求に応えようと、良い嫁を演じていませんか?

気の弱い人・優しい性格の人の場合、我の強い義母に振り回されてしまっているのではないでしょうか。

そういう方は無意識に良い嫁を演じてしまっているのだと思います。

自分が辛くなってしまうのなら、今までのように良い嫁でいることをやめてみてはどうでしょうか?

良い嫁になるということは、義母にとって都合の良い嫁になるということでもあります。

嫌いな義母にどう思われるかよりも、自分と家族の生活の方が大切ですよね。
まずは義母にとって良い嫁でいようとすることをやめてみましょう。

夫と話し合う

義母に関することは、夫に相談するに尽きます。

今のつらい状況を夫に理解してもらい、味方になってもらいましょう。

夫に理解してもらえなければ、妻の居場所がなくなってしまいますよね。

特に同居している方は、夫の理解の有無が大きく影響してくるでしょう。

夫と話し合い、今後どのように義母と関わっていくかを決めておけば、少しは義母から解放されるはず。

義母とのやり取りは必ず夫を通すなどという決まりを作ると、義母と直接関わる回数が減るのでおすすめです。

先ほども書いたように、夫が無関心であったり、義母の味方をする場合は厄介です。

どうにか夫に味方になってもらい、義母との関わり方を見直す機会を作りましょう。

距離を取る

性格が合わない人とは、距離を取るのが1番です。

物理的に距離を取ることで、心の距離も離れ、義母と関わる頻度が減ります。

具体的には、同居をしている方は解消したり、会う回数を減らすなどです。

義両親と会う時は、夫と子どもだけで行ってもらうというのも手です。

ただ、距離を取るというのも、夫の協力が必要不可欠です。

夫としっかり話し合いをした上で、義母との距離を取りましょう。

距離を取っても生活に支障がないのであれば、あえて関わる必要はないのです。

まとめ

「義母のことが我慢できないから離婚したい」なんておかしいのかな?と思ってしまいますが、同じような悩みを抱えている人は意外に多いのです。

今回は、義母と関係を改善する3つの方法をご紹介しました。

3つの方法を試してみてもダメだという方は、初めて離婚を考えても良いのかもしれません。
できれば夫に協力してもらいたいところですが、役に立たない・無関心となると今後の結婚生活にも不安が残ります。

自分が我慢すれば・・とやり過ごさずに、早い段階で解決できることを願います。

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