旦那が夜勤の日のお弁当どうしてますか?
夜勤で夕方出勤する場合、食事の時間はたいてい深夜になってしまいますよね。
そんな時間に開いてるお店はありませんし、コンビニ弁当では塩分や添加物が気になります。
ただでさえ大変な夜勤なのに、不健康な食事ではさらに心配。
元気で健康に働いてもらうためにも、お弁当を手作りしている方が多いのではないでしょうか。
問題は、夜勤のお弁当をいつ作るのかということ。
出勤の直前に作れたらいいのですが、ただでさえ忙しい時間ですし用事があったりすると作る時間がありません。
夕方に時間がないときは朝作っていますが、作ってから長時間経ってしまったお弁当を食べても大丈夫なのか心配です。
そこで旦那の夜勤弁当を作るときの注意点と工夫をまとめてみました。
旦那の夜勤弁当を作るときの注意点は?
夜勤のお弁当を朝作って心配なのは衛生面。
菌が繁殖してしまったら、痛みや食中毒のおそれがあります。
菌を入れない、増やさないという点に注意してお弁当を作りましょう。
手、調理道具、お弁当箱を除菌して菌を入れない
包丁、まな板はもちろん、手にもたくさんの雑菌がいます。
お弁当を作り始める前に手や調理道具、お弁当箱をしっかり洗って清潔にします。
アルコールスプレーなどで除菌しておくとさらに安心ですね。
一時期は品薄になっていましたが、最近は店頭でも見かけるようになりました
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パストリーゼはアルコール成分77%で、口に入っても安全な成分で作られています。
お弁当箱にシュシュっとスプレーしてからおかずを詰めると、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
またお弁当を詰めるときには、菜箸やビニール手袋を使って直接手が触れないようにしましょう。
きちんと洗っていても、気づかないうちに菌に触れてしまっていたり、洗い残した菌が手についている可能性があるからです。
水分を減らして菌を増やさない
水分、温度、栄養分の3つがそろうと、菌がどんどん繁殖してしまいます。
上手に水分をコントロールすることで菌の繁殖を防ぐことができます。
汁気があるおかずはしっかり水分を切ってからお弁当箱に詰めましょう。
片栗粉を使ってトロミを付けたり、鰹節、ゴマなどを使ったりすると水分を吸収してくれるのでおすすめです。
また、ごはんやおかずを熱いまま詰めると「蒸気」が発生してしまいます。
蓋についた蒸気でお弁当の中の湿度があがり、菌が繁殖してしまう原因に。
冷ましてからお弁当の蓋をすると、蒸れを防ぐことができますよ。
火を通して菌を死滅
生ものは避けてしっかり加熱しましょう。
カンピロバクターやサルモネラ、大腸菌など食中毒を起こすおそれのある菌は、たいてい75℃以上1分間の加熱で死滅します。
下ごしらえは前日にしても大丈夫ですが、お弁当に詰める前に調理して十分に加熱します。
気を付けないといけないのは、ウェルシュ菌など一部の菌は加熱しても生き残っていることがあるということ。
加熱したから大丈夫と過信してはダメです。
菌の数をできるだけ減らして増やさないよう気を付けないといけません。
お弁当を傷みにくくして美味しさを保つ工夫
朝作ってお昼に食べるお弁当とは違って、長時間経ってから食べる旦那の夜勤弁当。
時間が経っても美味しく食べられるよう、お弁当を傷みにくくする工夫を紹介します。
抗菌シートを使う
梅干しや薬味のワサビは、昔から使われてきた天然の防腐剤です。
食材としてお弁当に入れるのもいいのですが、今はもっと便利なものがあります。
それが抗菌シート。
透明な薄いシートですが、ワサビや辛子の成分が入っていて安全にお弁当を抗菌することができます。
出来上がったお弁当の表面に抗菌シートを敷いておくだけで、とても簡単に抗菌できるのが便利です。
100円ショップにも売られていますが、枚数が少ないのでAmazonや楽天で購入するのがおすすめです。
冷凍しておく
旦那さんの職場に電子レンジがあれば、思い切ってお弁当を丸ごと冷凍してしまうのはどうでしょう。
インスタグラマーのMAYAさんは、単身赴任の旦那さんに1週間分のお弁当を冷凍して送っているそうです。
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冷凍してしまって味が変わらないのか心配ですよね。
実際にMAYAさん本人も解凍したお弁当を試食して味を確認していて、自然解凍後に電子レンジで温めたら普段と変わらず美味しく食べられるそうですよ。
ジャガイモや、春雨など冷凍に向かないおかずもあるので、詳しくは本をチェックしてみてください。
まとめ
旦那の健康のためせっかく手作りしたお弁当が、傷んでしまっていたら残念ですよね。
安全に美味しく食べられる注意点と工夫をまとめてみました。
夜勤をする旦那さんのお弁当に悩んでいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。